氷の都の物語

氷都八戸在住のディレクトールが八戸の奥ゆかしさや自身の事などを日常の風景を織り交ぜながらお話していきたいと思います

『氷都物語』 第17話 南部弁講座 #3

秋ですね。

 

秋といえば、其処彼処で標語が囁かれる季節でございます。

 

 

ここで一句。

 

秋桜が  学問の秋と  囁く日

                       私に  漢字を  書かせるな」

 

どうも。

 

そこまで漢字が得意ではない、ディレクトールのかいるです。

 

日常漢字は読めるのでございます。

使い方も大丈夫です。

治る、収まる、納める、修める、や、

以外、意外も大丈夫です。

 

只、ざっくりと形で覚えているので、さぁ書こうと思うと、

「点ありだったかしら」とか

「送り仮名は・・・る?れる?」

という様になってしまうのです。

 

 

じゃあ、学生時代は国語は嘸かし苦労をしたんだろうなとお思いの皆様。

 

ワタクシは短期記憶は優秀ですので、一夜漬けで頭に入るのでございます。

 

勿論、書いた瞬間から忘れていきましたが。。

 

 

 

さて、本日は第3回目の

 

✨《南部弁講座》✨

 

ないない活用。他。でございます。

 

はて❓ないない活用とは❓

 

これも、ディレクトールの造語なのですが、まぁご説明致しましょう。

 

・やかましない   →    うるさい

 

・けない    →    足りない

 

・かちゃぺない    →     安っぽい

 

 

このようにないない活用もあるのです。

 

 

 

ここで南部弁の不思議をひとつご紹介。

 

このやかましないなのですが、そう。

「やかましない」と、ないと付いているのに、意味は肯定で「うるさい」なのです。

 

関西方面では、「やかましい」でうるさいという意味になりますが、南部方面では「やかましない」でうるさいという意味になります。

 

只、「やかましい」でもうるさいの意味で通じますので大丈夫です。反対の意味にはなりません。

 

 

さてさて、今回もクイズ形式で南部弁を覚えていきましょう〜。。

 

✨《南部弁  家族の呼び名編》✨

 

第1問「だだちゃ」とは❓

解答    祖父

(但し、各家庭により呼び方は色々です。ディレクトールのお家では、「じっしゃん」でした)

 

 

第2問「ままちゃ」とは❓

解答    祖母

(これも、上に然り。ディレクトールのお家では、「ばっしゃん」でした)

 

 

第3問「ごで」とは❓

解答    夫

(例:「わら方、ごでえぇ(うちの旦那さんさぁ)」)

 

 

第4問「あっぱ」とは❓

解答    奥さん

(例:「わぁ方、あっぱよー(うちの奥さんさぁ)」)

 

 

如何でしたか?

聞きなれない言葉ばかりだったと思います。

 

因みに、だだちゃ、ままちゃは自分の祖父母なので、普通にお年寄りの方は、

「爺様(じさま)」

「婆様(ばさま)」

になります。

 

 

とは言え、ディレクトールの世代以降はもう日常の会話では、オール南部弁での会話は殆どありません。(上の世代は見かけます)

 

Σ('◉⌓◉’)これでは南部弁が廃れてしまう。

 

と思い、「南部弁保存委員会」をお友達と結成したのはいつの日だったか。

 

 

因みに活動内容は、

 

★日常の会話を南部弁でする。

(これがなかなか難しいのです。日本語バイリンガルなのですが、南部弁の語句自体を知らないと使えないので。ワタクシも、とある所からカンペを手に入れたので、それを使ってやっていました)

 

例えば、「夕飯の間、南部弁で会話ね」と言って、「いただきます」がスタートです。

「ご馳走さまでした」で終了なのですが、やってみると、中々ぎこちない会話になりました。

 

★映画鑑賞の際、南部弁でツッコミを入れる

(映画なので、どうしても日常では起こりえない事、あり得ない行動が見受けられます。じゃなきゃ物語は展開していかないので。)

 

 

この様な感じです。

 

 

久しぶりに活動を再開してみようかしらん。。

 

 

 

ではではまた。良い一日を。