『氷都物語』 第24話 ディレクトールの好きなもの
どうも。
好きな色はビリジアン。
ディレクトールのかいるです。
秋も深まり、イチョウ並木は黄色に染まり、其処彼処の生垣は緑から赤に移り、冷たい空気が澄んだ匂いを放つ今日この頃。
如何お過ごしでございましょうか。
さてさて、ディレクトールにも中学生時代がありました。
田舎ですので、小学校1校持ち上がりでしたので、全員顔見知りです。
新鮮さは、新しい制服と古い校舎にのみ存在し、築かれた友人関係に安堵しながら登校しておりました。
ディレクトールは、学校が好きでした。
何の約束も無しに、毎日同じところに友達が集まれる場所です。
故に学校はお友達と遊ぶ所でした。
合間にお勉強です。
だってね、まだ、土曜日のお休みが月に1回だったんですもの。
月曜日から金曜日までは、午前午後とも授業があり、放課後は部活に明け暮れ、土曜日も午前中は授業をして、午後は部活。
疲れは日曜日にゆっくり取りたいので、お友達と遊ぶ時間が無い❗️
と、思っておりましたので、もう学校は遊ぶ所です。
「合間に授業を聞く」
くらいで丁度良いと思っておりました。
勿論、お勉強をしない訳ではありません。
授業中は集中するのですよ☝🏻
さて、授業は集中致しますが、中学生には他にもやる事があります。
それは、漫画本を読む事。
あら、とっても大切✨
お世話になりました。和田慎二先生。
「超少女 明日香」シリーズ
大好きでした。
自然の精霊(とも)の一族の少女(自然の能力、超能力を使える)が主人公の物語です。
最初は、自分の村が望まずにダムの底に沈み、ダムの建設を行った建設会社宅へ復讐する為に、お手伝いさんとして潜入するのですが・・・。
敵は別にあり・・・。な展開の上に、その建設会社の社長の長男くんと恋仲になります。
が、しかし。自分は通常の人間ではないので、中々受け入れる事が出来ません。
そう。ディレクトールの大好きな、
「二人は相思相愛なのに、運命がそれを許さない」
的な物語です。
面白いので、是非是非読んでみて下さいね。
そして、
「スケバン刑事」
もう、麻宮サキは永遠です。
そうです。この本です。
ディレクトールが親戚の家で、一気読みをして具合が悪くなり、せっかくの楽しい夕食を囲めなかったのは。
(頭痛と吐き気でご飯が食べれませんでした)
そのくらい面白くて止まらなかったのです。
現代の皆様には、「スケバン」なる言葉がわからないかと思いますので、軽く説明致しますね。
スケ(女)の番長の事らしいです。
中学校や高校において、不良行為をする少女の事を指すとも書かれていました。
書かれた年代を思うと、丁度その頃そんな少女達が街を闊歩していたのでしょうか。
兎にも角にも、不良(不良といっても硬派)の学生刑事が、ヨーヨーを武器に悪い大人を相手に、バッタバッタ倒していく姿は爽快です。
こちらも是非、機会がありましたならばお手に取ってみて下さいませ。
他、「怪盗アマリリス」の椎崎奈々など、和田先生の主人公の女の子はキッチュでキャッシュで快活で小悪魔的な魅力を持った子達がいます。
あぁ。青春の一ページ。
因みに、スケバン刑事は最後に泣きました。
心の叫び(神ーーーー。サキーーーー)
久々に読み返してみようかしら。。
皆様にもそんな本がきっとお有りになる事でしょう。
読書の秋と申します。
読む本は何でも良いと思います。
例え、一節でも一句でも、貴方の心を揺り動かすならば、その本は貴方にとって価値が在ります。
ではでは。また。良い一日を。