氷の都の物語

氷都八戸在住のディレクトールが八戸の奥ゆかしさや自身の事などを日常の風景を織り交ぜながらお話していきたいと思います

『氷都物語』 第26話 思惟の日々

不惑

 

40にして迷わずというが、そんな事はない。

 

生きるという事は迷う事だらけだ。

 

 

 

そんな時は、

色んな人と会って話をしてみると良い。

 

出来れば、自分の事を知らない人と話をしてみると良い。

 

自分の事を知らない人と話す為には、最初に自己紹介が必要になってくる。

本当の初対面の自己紹介に非ず、自分の考え方を紹介するという事だ。

 

実はこれが結構大切な事で、話しながら自分の頭の中も整理する事が出来る。

 

さらに、

自分の事を知らない人というのは、先入観なしに、「言葉」を聞いてくれる。

 

 

そして、大事な事が一つ。

 

あぁ、この人間は身内だからと無条件に庇う人ではなく、自分と考え方が違うからと無闇に疎外する人でなく、しっかりと内容を聞いた上で物事を判断してくれる人だと。

 

信頼出来る人と話しをする事が大切。

 

そして信頼出来る人もまた常に迷いを持ちながら生きていると教えてくれる。

 

故にまぁ、顔見知り程度には知り合いの方が良い。

出来れば、常に一緒にいるわけではなく、でも全く、例えば仕事を一緒にした事がないという人でもなく。

の距離感の人が良い。

 

 

 

どうか、そんな信頼出来る大人との出会いが貴方にもありますようにと、願いを込めて。。

 

 

 

日々を過ごす中で、ある時ふと自分の今いる環境がどうにも閉鎖的であると気がつく瞬間がある。

 

大人になると、どうしても場所を動くという事が難しくなるから。

 

そんな時は、意識して風通しを良くする事を心がけたいものだ。

 

 

それでも、どうしても無理な時は、

「物理的に距離を取る」

が最善策だと個人的には思う。

 

 

日に日に寒くなる折り、どうかお身体を大切に健やかにお過ごし下さいませ。。

 

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南天の実

 

 

ではでは。また。良い一日を。。