氷の都の物語

氷都八戸在住のディレクトールが八戸の奥ゆかしさや自身の事などを日常の風景を織り交ぜながらお話していきたいと思います

『氷都物語』 第8話 八戸の街 #1

さん〜のき〜どから〜    はちのへか〜けて

おんまので〜るとこ    ゆくと〜ころ

 

盆踊りの定番曲「八幡馬」の歌い出しです。

 

 

どうも。町内の盆踊り大会で賞を貰った事のある、ディレクトールのかいるです。

 

 

本日は、

《八戸の街》

をテーマにゆったりお話ししたいと思います。

 

 

 

八戸駅(はちのへえき)です。

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そんなに大きくはありません。

そして、平日の昼間だとそんなに人がおりませんので、撮影がとても楽です。

 

八戸駅から、上り列車に乗って下さい。

すると・・・

 

本八戸駅(ほんはちのへえき)です。

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田舎の良い所。

それは・・・電車に乗るのに迷子にならない❗️

何故なら、単線一本だからです😅

 

それはさて置き、

このように八戸市は似た名前を付けるのが得意なのです。

 

例えば、

八戸駅の近くに一番町(いちばんちょう)があります。

 

本八戸駅の近くには番町(ばんちょう)があります。

 

更に、市中心街では、百貨店が立ち並ぶ(ちょっぴりですが)通りには、

三日町、十三日町、二十三日町と名前が付いています。

一本向こうの通りでは、

六日町、十六日町、二十六日町と名前が付いています。

 

三日町のお隣が八日町で、そのお隣が十八日町になっており、

六日町のお隣が朔日町(ついたちまち)で、そのお隣が十一日町です。

 

これは昔、市が開かれていた日にちから付いているらしいです。

 

因みに、徒士町(かちしちょう)のお隣が元徒士町(もとかちしちょう)です。

 

 

 

最後に、

八戸市庁です。

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手前が別館で、奥が本館になっております。

市役所の役割をしております。

が、呼び名は「八戸市庁」なのです。

 

バス停も市庁前ですし、目の前にある広場も「市庁前広場」と言います。

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何故そう呼ぶのかは諸説ありますが、不思議は不思議のままにしておくのが、南部の奥ゆかしさなので、追求は致しません。

 

 

ややこしさが面白いのかしら?

 

 

最後に、八幡馬です。

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八幡馬とは、八戸市を中心に南部地方に昔からある木製の郷土玩具です。

 

八戸市では、小学校の時に八幡馬作りをします。

馬の形に電鋸で型をくり抜いて行くのですが、難しい所はプロの方にしてもらいます。

その後、塗りの作業をします。

この時に、其々の個性が光ります。

最後に千代紙を貼り付けて完成です。

 

ディレクトールも小学生の時に作りました。

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ワタクシの作品ではありませんが、手作りの八幡馬でございます。

 

消え物では無いお土産の品としても、最適だと思います。

 

 

八戸市にお越しの際は、

「よし!八戸に行くぞ!」

と、気合いを入れて来るのではなく、

「たまには、のんびり八戸にでも行くかなぁ」

という気持ちでどうぞ。

 

 

暇っこあったら、八戸さも、おんであんせ。

(お暇があったら、八戸にも、いらっしゃいませ)

 

 

 

それではまた。良い一日を。。